こんにちはコマツです。
このページはクレステッドゲッコーの給餌について解説しています。
- クレスは何を食べるの?
- 給餌の頻度は?
- 餌はどれくらいあげたらいいの?
そんな方に向けた内容になっているので興味のある方は是非ご覧下さい。
餌の種類と与え方
クレスは昆虫を主食としますが果物も好んでよく食べます。
人口飼料にも慣れやすく、人口飼料のみでの終生飼育も可能です。
昆虫
昆虫ではコオロギ(ヨーロッパイエコオロギ、フタホシコオロギ)、デュビア、レッドローチ、ワーム(ミルワーム、ハニーワーム、シルクワーム)などを食べます。
昆虫を与える際は、固くて消化しにくい頭や、脚、羽などをできるだけ取り除きカルシュウム剤を添加してからピンセットで与えるようにしましょう。
昆虫だけではカルシュウムが不足しクル病を発症するリスクが高くなるので必ずカルシュウム剤をダスティングしてから与えるようにしましょう。
ピンセットは口元のケガ防止の為、先端が尖っていないものを選びましょう。竹で作られているものはあたりが柔らかいのでおすすめです。
ワーム類の中でもハニーワームは脂質やエネルギーが高い為、産卵後のメスや衰弱して痩せた個体などに与えると良いでしょう。しかし、嗜好性も高いため元の餌を食べなくなってしまうリスクもあるので注意が必要です。
生餌が苦手な方は冷凍や乾燥されたものもありますが、生餌に比べて食い付きは少し悪くなります。
置き餌をする際は食べ残しは半日から1日で取り除くようにしましょう。
果物
果物ではマンゴー、バナナ、アプリコット、イチゴ、スイカ、モモなどを食べます。
果物は糖分が高く与えすぎは肥満の原因になるのでおやつ程度に与えるのが良いでしょう。
果物を与える際は、すり潰してからスプーンなどで与えましょう。
人口飼料
人工飼料では必要な栄養素が全て含まれている専用フードが販売されており、水で溶かして与える粉末タイプのレパシーやパンゲア、そのまま与えることができる半練りタイプのクレスゾルなどが有名です。
専用フードを与える際は、スプーンなどで口元まで持っていって与えましょう。食べない場合は鼻先にフードを付けてやり舐めとらせて味を覚えさせるようにするとしだいに食べるようになります。
水で溶かす粉末タイプで食い付きがあまりよくない場合などは水の代わりに果汁100%ジュースで溶いて与えてみると食いつきがよくなることがあります。
給餌の頻度と餌の量
給餌の頻度は、幼体(0~6か月)の頃は毎日,亜成体(6か月~18か月)では2日~3日に1度,成体(18か月~)では3日~4日に1度を目安にしてください。
餌の量は幼体の頃は欲しがるだけ与え、亜生体以降はクレスの肉付きを確認しながら量を決めるようにしましょう。
肥満は病気の発症リスクを高めるので長生きさせる為にも餌の与えすぎには注意しましょう。
まとめ
- クレスには昆虫や人工飼料を主食とし果物を副食として与えるようにしましょう。
- 昆虫を与える際はクル病対策の為、カルシュウム剤をダスティングしてから与えるようにしましょう。
- 果物は糖分が高く与えすぎは肥満の原因になるのでおやつ程度に与えるのが良いでしょう。
- 給餌の頻度は、幼体(0~6か月)の頃は毎日,亜成体(6か月~18か月)では2日~3日に1度,成体(18か月~)では3日~4日に1度を目安にしましょう。
- 餌の量は幼体の頃は欲しがるだけ与え、亜生体以降はクレスの肉付きを確認しながら量を決めるようにしましょう