クレステッドゲッコー飼育に適した保温器具の選び方

クレステッドゲッコー

こんにちはコマツです。

このページではクレステッドゲッコー飼育に適した保温器具の選び方について解説しています。

  • 保温器具って必要?
  • いろんなタイプの保温器具があるけどどのタイプを選べばいいの?
  • おすすめの保温器具は?

そんな方に向けた内容になっているので興味のある方は是非ご覧下さい。

爬虫類は保温が必要

爬虫類は環境温度によって体温が変化する変温動物です。

体温が低下すると代謝が下がり消化不良拒食を引き起こすことがあるので気温の下がる冬場などは飼育環境の温度に注意しなければいけません。

クレスの適温は24℃~28℃なのでケージ内の温度が24℃を下回るようであれば保温器具などで加温してあげる必要があります。

保温器具はエアコンなどで24時間室温を管理できるのであれば必要ありませんが、そうでないのであれば寒くなる前に必ず準備しておきましょう。

また、保温器具だけでは温度を一定に維持するのは難しく、温度の上がり過ぎによる事故防止のためにも必ずサーモスタットを併用するようにして下さい。

保温器具の種類

爬虫類飼育に使用する保温器具には

  • 保温電球
  • 上部ヒーター
  • パネルヒーター

などの種類があります。

どの保温器具にもメリットとデメリットがあるのでしっかり理解した上で選ぶようにしましょう。

保温電球

保温電球は熱を放射して周りの空気を暖めます。

保温効果は高いですが本体が高温になるので壁を登れる樹上性の生体には触れて火傷する恐れがあるのでケージ内に設置することはできません。

電球は安価で購入できますが球切れがあるので定期的な交換が必要です。

電気代も上部ヒーターに比べて高いです。

上部ヒーター

上部ヒーターはケージ上部に取り付けることで上からケージ内の空気をやさしく暖めます。

ヒーター本体が高温にならないのでクレスが触れても火傷するリスクが少ないのでケージ内に取り付けることができます。

保温電球のように球切れすることがなく1度買えば半永久的に使用することができ電気代も保温電球と比べて安いです。

気温の下がる冬場は上部ヒーターだけでは保温しきれない場合があるので断熱材でケージを囲むなどの工夫が必要です。

パネルヒーター

パネルヒーターはケージの側面や底面に敷いて設置面を暖めます。

人間でいう床暖房のような役割を果たし、爬虫類には腹部を温めて消化を促進させる効果があります。

空気を暖めることはできないので気温の下がる冬場はパネルヒーター単体での保温は難しいので他の保温器具との併用が必要です。

クレス飼育に適した保温器具

クレス飼育に使用する保温器具には、クレスが触れて火傷するリスクが少なく電気代も比較的安い上部ヒーターが適しています。

我が家でもクレスの飼育ゲージの保温に暖突Sを使用しています。

スペックはこちらです。

機種名暖突S
メーカーみどり商会
生産国中国
サイズ厚さ2.1cm×幅19.1cm×奥行14.1cm
消費電力13W
1日の電気代(24時間稼働)
1kwhあたり31円
9.67円
サーモスタットとの併用非推奨
取り付け位置ケージ内側
価格5000円前後

上部ヒーターには他にもヒーティングトップヒュドラヒートなどがありますが、我が家には小さい子どもがいるので悪戯防止の為ケージ内部に取り付けたかったので暖突を選びました。

暖突Sを数年使用していますがクレスがヒーターに触れることもありますが火傷を起こしたことはありません。

気温の下がる冬場は上部ヒーターだけでは温度を上げきることができないのでエアコンの併用かゲージを断熱材で囲むなどの工夫が必要です。

まとめ

クレスの飼育ゲージの保温にはゲージ内に取り付けることができ火傷のリスクが少なく、電気代の安い上部ヒーターがおすすめです。

気温の下がる冬場はエアコンの併用や断熱材でゲージを囲むなどの工夫が必要です。

保温器具の使用の際はゲージ内の温度の上がりすぎを防ぐために必ずサーモスタットを併用しましょう。

タイトルとURLをコピーしました